プリウス

新型プリウスの【実録ランニングコスト(維持費)】

『今乗ってるクルマを乗り換えなきゃいけないんだけど、新型プリウスってどうなんだろ?』

『新型プリウスに買い替えを考えているんだけど、実際、ランニングコスト(維持費)ってどれくらいかかるんだろ?』

『新型プリウスに乗ってるんだけど、他の人のランニングコスト(維持費)が気になる…新型プリウスのランニングコスト(維持費)ってどれくらいなんだろうか…』

『できるだけ新型プリウスへの買い換えは避けたいけど、ランニングコスト(維持費)が安いなら一考しなきゃいけないな…』

はじめまして。
私は香川県で自動車関連を専門業務としている、「Green行政書士事務所」代表行政書士の和田と申します。

かつて、僕も同じような悩みを持っていました。
初めは『プリウスなんて…』って嫌悪感がありました。

だって、そこらじゅうにいっぱい走ってますよね。
もう、それだけでゲンナリ…(´Д`)ハァ…

プリウスに乗り換えする前は『ランドクルーザー100』に乗っていたんです。
ですが、『ランドクルーザー100』は維持費が高過ぎで、低所得層な僕には愛する『ランドクルーザー100』を維持することが出来ませんでした。(泣)
(*ちなみに、こんな感じの維持費でした…【自動車税:101,200円/年、重量税:57,000円/2年、燃費:6km/l】)

ランドクルーザーの乗換え希望の奥さんからは『トヨタ プリウス』推しです。
車好きの僕としては『スバル レヴォーグ』、『マツダ アテンザワゴン(ディーゼル)』を候補としてあげました。

しかし、クルマを購入するときって【ランニングコスト(維持費)】って結構大きなポイントになると思うんですよね。

そこで、『トヨタ プリウス』、『スバル レヴォーグ』、『マツダ アテンザワゴン(ディーゼル)』の3車種の年間ランニングコスト(維持費)を見積もってみました。
ですが、『トヨタ プリウス』の年間ランニングコスト(維持費)には遠く及ばず…

クルマを購入するときって、ランニングコスト(維持費)だけで選ぶわけではありませんよね。

その時の【家族構成】、【使用用途】、金銭的に余裕があるのであれば【自分が乗りたいクルマ】を候補にあげると思います。

我が家では【家族構成】、【使用用途】、【ランニングコスト(維持費)】を考慮した結果、『トヨタ プリウス』を購入することになったわけです。

関連記事>>>新型プリウスを購入してよかったこと

新型プリウスのスペックと使用環境

僕が乗っている新型プリウスのスペックと使用環境です。

  • プリウスS Safety Plus
  • 月間1,000㎞以上走行
  • 郊外メイン
  • チョイ乗りと中距離がメインな乗り方
  • ドライブモードは【エコモード一択】
  • エアコンは極力、使わない

僕が乗っている新型プリウスは【プリウスS Safety Plus】。
Safety PlusはSシリーズの特別仕様車です。
AシリーズとSシリーズの中間的なスペックな仕様ですね。

AシリーズとSafety Plusで悩みました。
でも、AシリーズとSafety Plusの価格差が10万近くあったのでSafety Plusを選びしました。

走行距離は1,000㎞/月以上走ってます。
街中の渋滞するような場所はほとんど使わずに『郊外メイン』で走ってます。
まぁ、そもそも高松市で困るような渋滞って通勤・帰宅ラッシュくらいなんですけどね。^^;

走行距離のほとんどは仕事での使用です。

運輸支局行ったり、車庫証明の申請・受取に遠方まで行ったり、軽自動車検査協会に行ったりと、『ちょい乗りから遠出まで』といった乗り方です。

プライベートは子供を保育所まで送ったり、休日に買物やお出掛けに使うくらいです。
あっ、釣りにも使ってますね。^^;

ドライブモードは【エコモード】一択です。
パワーモードやノーマルモードは使ってません。

パワーモードは何度か使ったことがありますが、普段乗りでパワーモードの必要性を全く感じないので使ってません。

エアコンは燃費のために使わないのではありません。
ただ単に『あんまり、好きじゃない』という理由です。

とくに、夏場は『クーラー病』になりやすい体質なので、エアコンは使いたくないんですよね。

ランニングコスト(維持費)一覧

今回ランニングコスト(維持費)に計上したのは【ガソリン代】、【オイル交換代】、【駐車場代】、【任意保険】、【自動車税】、【ワイパー交換代】、【その他(雑費的なもの】です。

車検時に必要な【重量税】や【自賠責保険】に関しては記載していません。

『H29年(1月〜12月)に、実際に支払った金額』のみを記載しました。

ガソリン代

さて、それでは一番気になるガソリン代です。
確定申告で必要になるため、領収書はとってあるんですよね。

1月 5,000円 37.88l
2月 3,000円 22.73l
3月 6,184円 47.74l
4月 4,000円 30.30l
5月 5,000円 36.77l
6月 4,000円 30.07l
7月 6,400円 48.48l
8月 4,000円 30.30l
9月 4,783円 36.51l
10月 6,000円 43.70l
11月 11,217円 79.97l
12月 5,000円 35.46l
合計 64,584円 479.91l

総走行距離はだいたい15,000㎞くらいでした。
15,000㎞÷479.91lだと、31.2km/lという燃費になってしまいます。
でも、実際にプリウスに表示されているのは27.2㎞/lです。

原因は、多分、1回ガソリン入れた領収書を紛失している…
まぁ、多かれ少なかれこんな感じのガソリン代になりました。

オイル交換代

8月 4,000円
12月 4,082円
合計 8,042円

オイル交換は走行距離にしては少なめです…
もう少しクルマをいたわってあげないとね…
反省です。
*12月にオイル交換とエレメント交換をしているのですが、この金額は驚きです!

駐車場代

1月 8,000円
2月 8,000円
3月 8,000円
4月 8,000円
5月 8,000円
6月 8,000円
7月 5,000円
8月 5,000円
9月 5,000円
10月 5,000円
11月 5,000円
12月 5,000円
合計 78,000円

駐車場台は完全に【固定費】ですね。
持ち家の人は関係ない部分ですが、都会だと大問題な部分ですね。

今年6月頃に友人からものすごく良い条件の上に、格安な駐車場を貸していただきました。
これで、年間96,000円かかっていた駐車場台が60,000円に押さえられます。
年間36,000円って大きいですよね。

自動車保険(任意)

自動車保険(任意)の加入条件は【運転者は1人(僕)】、【年間15,000㎞以上走行予定】で車両保険は加入していません。

自動車保険料 79,652円

自動車税

自動車税 9,800円

H28年度に購入したプリウスですが、H29年度は『グリーン税制』が適用され、排気量1.5l〜1.99lまでの自動車税39,500円が約1/4となり、9,800円で済みました。
H30年度からは39,500円に戻るんですがね。

ワイパー交換

ワイパー交換 2,500円

プリウスのワイパーゴムってオートバックスとかに売ってるんじゃないんですね…
ビックリしました。^^;
㈲向陽自販さんで取り寄せてもらって交換しました。
年に1回は交換しないとね。

その他

洗車や車内清掃などした金額は若干不明ですが、おそらく2,000円くらいだと思います。

基本的に洗車は好きではありませんが、やっぱり営業車だし、だまって動いてくれて快適に仕事できているので感謝の意味を込めてこまめに洗車と車内清掃はしています。

やっぱり、キレイな室内と外観は大事です!

年間維持費合計

それでは年間維持費合計です。

合計金額 支出割合
ガソリン代 64,584円 26.4%
オイル交換代 8,042 3.3%
駐車場代 78,000円 31.9%
自動車保険(任意) 79,652円 32.6%
自動車税 9,800円 4.0%
ワイパー交換代 2,500円 1.0%
その他 2,000円 0.8%
合計 244,578円

ガソリン代を5,000円〜6,000円ほど領収書を紛失していると考えて、【約250,000円】かかっていることになります。
月間20,000円弱か…

都会の駐車場代なみだな…

プリウスのここがお買い得!

新型プリウスに限らず、プリウスに乗換えると税金面でも優遇されています。

税金面でもお得!

プリウスを新車で購入すると【自動車取得税】と【重量税】が【100%免税】されます。

翌年度は通常39,500円かかる【自動車税】がグリーン税制の適用で【9800円】に。

さらに、新車購入から3年後、初の車検では【重量税】が通常24,600円かかるところ【0円】です。
ということは、【国税】である【重量税】を『5年間 0円』で乗ることが出来るんです。

現行の制度では2回目以降の車検も重量税は【15,000円】と優遇されています。

ハイブリッドカーは燃費だけ重視される傾向にあります。
でも、実は税金面でもかなりランニングコストを押さえてくれていますね。

新型プリウスに1年間乗って気づいたこと

H28年の12月に乗り出した新型プリウスも、まるっと1年経過しました。
1年間15,000㎞を乗ってみて気づいたことを書いてみます。

冬場は燃費が悪い

冬場に【暖房】を使うといちじるしく燃費が悪化しますw
設定温度は【27℃】です。

乗り方にもよるんでしょうが、だいたい『22㎞/l〜25㎞/l』当たりです。
これは、【エアコン】を『ON』にしても『OFF』にしてもほぼ変わりませんでした。

ちょい乗り(10㎞前後)した時に16㎞/lを記録したときには青ざめました…

車に乗ってて寒さを我慢するのは耐えられないので、冬場は燃費を気にしないことにしました。

夏場のエアコンはほぼ燃費に影響しなかった

真夏の暑い日はエアコンを使わずにはいられません。
でも、冬場のように燃費がいちじるしく悪くなることはなかったですね。
設定温度は【25℃】です。

燃費は距離にもよりますが『28㎞/l〜30km/l』辺りじゃないでしょうか?

もう、半年も前のことなので定かではありませんが、たしかこれくらいだったと思います。

春秋はプリウスの季節!

花粉症の人には申し訳ないのですが、春秋は窓前回のエアコンレスな季節!

エアコンを使わずに、窓全開!
これはかなり気持ちいいです!

燃費は走行距離を30㎞以上走ると30km/l以上は必ずマークします。
この時期の最高燃費40km/lを記録したときにはビックリしました。

関連記事>>>燃費40㎞/lを記録!

春秋はついついドライブしたくなっちゃいますね。

まとめ

プリウスに乗り出して一番良かったことは『ガソリン代を気にしなくて良くなった』です。

まぁ、一般的ですよね。

ランドクルーザー100の燃費が6km/lくらいだったので、同じ15,000㎞を走ったとしてガソリン代(ハイオク)が375,000円かかることになっちゃいます。

気軽に釣りにもいけませんよね…

その点、プリウスだと30㎞走っても160円くらいで遊びに行けちゃうんです。
とくに長時間使う仕事では大きなコスト削減に貢献してくれてます。

関連記事>>>プリウスの燃費向上のコツ

燃費だけが重視されがちなプリウスですが、乗り心地も荷物の積載量も視界も文句なしと感じてます。
滋賀、京都、三重など1年間で家族4人で旅行に出かけましたが、ロッド2本積んで家族4人の2泊3日分の荷物を載せてもまだまだ積載量には余裕を感じました。

関連記事>>>プリウスで行く滋賀・京都の旅

ランドクルーザー100でも結構、一杯になる量なんですけどね。(*ランクルは荷物乗りませんw)

ほんとにうんざりするほど走っているプリウス。
でも、1年間通して実際に乗ってみてプリウスシリーズが【売れている理由】が納得できた一年となりました。

この新型プリウスを購入した【㈲向陽自販さん】の話では『50万㎞走っても壊れない』らしいので、話半分で『25万㎞走行』を目指してプリウスライフを楽しみたいと思います。

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