廃車手続き

廃車手続き3種類|あなたに合った手続き方法が5分で見つかる

はてな

  • もう乗らなくなった自動車。思い出もあるし誰にも乗られたくないので廃車にしたい。
  • 昔から乗ってる自動車。もう、乗ることはないのでガレージに保管しておきたい。
  • 自動車の持ち主が行方不明。税金だけ停めておきたい。

 

はじめまして。香川県で自動車関連業務を専門としているGreen行政書士事務所の和田と申します。

 

たまにお客様から

 

『廃車にしたいんだけど、どんな書類が必要?』

 

というご相談を受けたりします。

 

廃車の手続き…イメージ的には簡単なんですが、廃車にはいろいろ意味があったりするんです。

 

では、『廃車とは何ぞや』ということで廃車の意味を調べてみました。

【廃車】 使用をとりやめ(廃棄し)た車。

ハイ、実にうまくまとめられていると思います。

 

実際には陸運局などで廃車の手続きをするとなると3種類の廃車手続きが存在します。

 

廃車手続き3種類

  1. 一時抹消登録いちじまっしょうとうろく
  2. 永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろく
  3. 輸出抹消登録ゆしゅつまっしょうとうろく

この中で一般的とされているのが一時抹消登録いちじまっしょうとうろく永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろくです。

 

輸出抹消登録ゆしゅつまっしょうとうろくは車屋さんが海外に自動車を輸出するためにする手続きですので、廃車手続きの中では特殊中の特殊な手続きとなります。

 

ですので、本記事での解説は割愛させていただきます。

行政書士 和田裕二
おそらく、我々のような仕事をしていてもめったにない手続きじゃないでしょうか?

 

本記事ではごく一般的な廃車手続きである一時抹消登録いちじまっしょうとうろく永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろくについて解説していきたいと思います。

 

それでは

 

廃車手続き3種類|あなたに合った手続き方法が5分で見つかる

 

をお送りいたします。

廃車手続き①|永久抹消登録

一般的にいわれる『廃車手続き』は永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろくだと思っています。

 

永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろくとは自動車を解体(スクラップ)してしまった後に国土交通省に申請して、自動車のデータを削除する手続きになります。

 

手続きの流れとしては複雑で下記のような流れになります。

 

永久抹消登録までの流れ

  1. 自動車を引取業者に引き渡す
  2. 引取業者が解体業者等に引き渡す
  3. 解体業者等が自動車を解体
  4. 解体業者等が自動車リサイクルシステムに登録
  5. 国土交通省のデータに反映
  6. 引取業者に『移動報告番号いどうほうこくばんごう』の確認をする
  7. 陸運局で永久抹消登録の申請手続き

解体する自動車を引取業者が解体業者等に引き渡し、国土交通省のデータに反映されるまで2~3週間はタイムラグがあります。

 

解体したデータが反映されないことには永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろくの手続きをすることはできません。

 

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永久抹消登録について詳しく知りたい>>>廃車にすれば税金が還付されると思っていませんか⁈

 

永久抹消登録のメリット

それでは、永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろく手続きをするメリットを紹介します。

 

メリット

  • 自動車重量税の還付があるかもしれない
  • 種別割しゅべつわり(旧自動車税)の還付があるかもしれない

自動車重量税の還付条件は『車検の有効期限が残っていること』です。

 

自動車重量税は車検時に国に納める税金なので、車検の有効期限の残数で還付金が決まります

 

また、種別割しゅべつわり(旧自動車税)は3月以外に永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろくをし、各都道府県税事務所に申請すれば種別割しゅべつわり(旧自動車税)が還付されます。

 

金額的には微々たるものになるのがほとんどですが、しないよりはいいですよね。

 

行政書士 和田裕二
それでも、一杯呑みに行けるくらいの金額になるはず!(安居酒屋くらいw)

廃車手続き②|一時抹消登録

一時抹消登録いちじまっしょうとうろく”一時的に車の使用を中止します”といったことを陸運局に申請する手続きになります。

 

一時的に使用を中止するだけなので、また再び使用する可能性があることを意味します。

 

なので、永久抹消登録えいきゅうまっしょうとうろくと違い一時抹消登録いちじまっしょうとうろくは自動車の解体は必要ありません

 

ナンバープレートと自動車検査証を陸運局に返納すると、代わりに登録識別情報等通知書とうろくしきべつじょうほうとうつうちしょという書類が交付されます。

 

登録識別情報等通知書とうろくしきべつじょうほうとうつうちしょは車の使用を再開するときには必ず必要となり、紛失した場合は再発行はできません

 

一時抹消登録いちじまっしょうとうろく自動車重量税の還付はありません。

 

種別割しゅべつわり(旧自動車税)に関しては都道府県税に申請すれば月割計算で還付があります。

 

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一時抹消登録のメリット

それでは一時抹消登録いちじまっしょうとうろく手続きのメリットを紹介します。

メリット

  • 種別割しゅべつわり(旧自動車税)の還付があるかもしれない
  • 自動車を解体せずに(税金を支払わずに)保管しておける

自宅に大きめのガレージがある人や納屋がある人が旧車なんかを保管しておく人にはもってこいの手続です。

 

しかし、基本的に一時抹消登録いちじまっしょうとうろく手続きを利用するのは車屋さんが多いと思います。

 

買い取った自動車の車検が切れてしまった場合や年度末に売れ残った自動車で車検が近そうな自動車を一時抹消登録いちじまっしょうとうろくしたりします。

 

一時抹消登録いちじまっしょうとうろくしておけば翌年度の種別割しゅべつわりを納めずに済みますからね。

廃車手続きの違いをササっとまとめ

永久抹消と一時抹消の違い

永久抹消登録 一時抹消登録
解体 する しない
陸運局のデータ 全削除 残る
自動車重量税の還付 対象 対象外
種別割(旧自動車税)の還付 対象 対象
申請手続きのために必要な手数料 無料 350円~

 

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