こんにちは。香川県の自動車専門(名義変更、車庫証明申請取得代行)行政書士和田です。
バスフィッシングしてる人であのかっこいいボートを一度は所有して琵琶湖や旧吉野川、大型リザーバーなんかで釣りしてみたいと思ったことがあるでしょう。
いや、きっとある‼︎
そんなボートを載せて運ぶボートトレーラーのお話です。
ボートトレーラーとは
ボートトレーラーは被牽引車(牽引される車)に該当し、"特種"に分類されます。要は8ナンバー。
ボートを載せて車で引っ張る台車みたいなやつですね。
こんなやつですね。
このボートトレーラーなんですが、エンジンが付いてません。
車っていわれてもね…みたいな感じですが、必ず軽自動車検査協会での記載変更や新規検査、もしくは、陸運局での登録をしなければ公道で走らせることはできません。
ということは、ボートをボートトレーラーに載せて移動するためには普通車(軽自動車含む)と同じ申請書類や法定費用が必要になります。もちろん、ナンバープレートも必要ですよ〜。
先ほど「軽自動車検査協会」と「陸運局」と書きましたが、ボートトレーラーもサイズによっては申請先が異なります。
ほぼ、横幅基準になっています。
以下、表をご覧下さい。
申請先 | 横幅 | |
軽自動車検査協会 | 〜148cm | |
陸運局 | 〜170cm | 小型 |
陸運局 | 〜250cm | 普通 |
必要書類
ここから先は陸運局に申請することを前提に書いていきますね〜
まずは、必要書類からです。
新車で購入
- 予備検査証or登録識別情報等通知書+保安適合証
- 手数料納付書+重量税
- 譲渡証明書
- 新所有者の印鑑証明
- 車庫証明
- 自賠責
- 都道府県税の申告書
- OCR1号シート
*代理人が申請する場合は委任状
中古で購入
- 車検証
- 手数料納付書+登録印紙
- 譲渡証明書
- 旧所有者の印鑑証明
- 委任状*代理申請の場合
- 新所有者の印鑑証明
- 委任状*代理申請の場合
- 車庫証明
- 都道府県税の申告書
- OCR1号シート
手数料納付書、印紙関係、税の申告書、OCR1号シート、自賠責は陸運局や隣接する都道府県税事務所で揃えられます。
法定費用
法定費用も普通車と同じくボートトレーラーの所有者に納税義務が発生します。
自動車税
小型 | 5,300円/年 |
普通 | 10,200円/年 |
ナンバープレートの無い状態で年度の途中でボートトレーラーを購入すると"月割り計算"します。
重量税
重量税は車両総重量で決まります。今回は車両総重量1t未満での重量税を記載します。
まぁ、ボートトレーラーで1t超えることはないでしょう。
車検2年 | ||
基本 | 13年経過 | 18年経過 |
8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
なお、車検が1年の場合は上記金額の半分になります。
自動車取得税
自動車取得税はボートトレーラーの購入額が50万円を超えるときは自動車取得税を納めなければいけません。
まとめ
上述したように、いくらタイヤが2つでエンジン付いていないからといって普通車と何も変わらない扱いになります。
よく忘れがちなのが"車庫証明"。
車庫証明が無ければ(他の書類もですが…)登録できず、公道で走らせることはできません。
くれぐれもご注意を。
香川県全域で車庫証明の申請取得を代行してます。ご依頼お待ちしております。